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2026年4月11日(土)開場13:30 開演14:00入場料無料、全席自由 場所:右京ふれあい文化会館 嵯峨野線「花園駅」下車(南へ徒歩約5分) 指揮:若林 義人・田中 星治郎ゲストコンサートマスター:本濱寿明 |
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この作品は、“マーチ王”とも称されるチェコの作曲家ユリウス・フチークによって作曲された華やかな行進曲だ。明るく堂々とした主題に始まり、力強さと優雅さを兼ね備えた旋律が展開される。金管楽器の輝かしい響きと、軽快で歯切れのよいリズムが特徴で、演奏会の始まりにふさわしい一曲である。
トリオのメロディーは数ある世界のマーチのメロディーの中で最も美しい曲の一つとされている。トリオと対比した堂々のフィナーレで聴く人を引き込み、活気と高揚感をもたらす名曲をお楽しみいただきたい。
1909年に作曲された本作は、吹奏楽史における画期的なオリジナル作品として知られている。それまで編曲作品が主流であった吹奏楽の世界に、芸術作品としての確かな地位を築いた歴史的名曲である。全3楽章から構成され、全曲はひとつの主題によって統一されている。
構築美、色彩感、そして深い音楽性を兼ね備えたこの作品は、100年以上経た今なお、吹奏楽の最高峰のひとつとして愛され続けている。
第1楽章《シャコンヌ》
低音楽器によって厳かに提示される主題が、重厚な変奏を重ねながら壮大なクライマックスへと発展する。
第2楽章《間奏曲》
軽快で機知に富んだリズムが印象的で、対照的に現れる抒情的な旋律が作品に豊かな陰影を与える。
第3楽章《マーチ》
これまでの主題が再び姿を現し、力強く輝かしい終結へと導く。
Ⅰ. セレナーデ(Serenade)
落ち着いた拍動の中に、アメリカ的な抒情と洗練された和声が広がる。
各声部が対話するように旋律を受け渡しながら、音楽は次第に豊かさを増していく。華やかさよりも“歌心”を大切にした構成が特徴で、柔らかく気品に満ちた響きが印象的である。
穏やかな中にも確かな推進力を秘めた、作品全体の導入部にふさわしい楽章だ。
Ⅱ. スピリチュアル(Spiritual)
ゆったりとした旋律は、アメリカの精神性を感じさせる内省的な響きを帯びている。
透明感のある和声と繊細な音色の重なりが、音楽に奥行きを与えていく。やがて旋律は大きな弧を描くように高揚するが、決して劇的になり過ぎることなく、あくまで内面的な表現を保ち続ける。
本作の中心的存在とも言える、深い情感に満ちた楽章だ。
Ⅲ. セレブレーション(Celebration)
終楽章は一転して、明るく躍動感あふれる音楽が展開されていく。
軽快なリズムと歯切れのよいアーティキュレーションが、祝祭的な雰囲気を生み出していく。各楽器の鮮やかな音色が交錯しながらエネルギーを高め、やがて堂々たるクライマックスへ。洗練された書法と爽快な推進力が融合し、華やかでありながらも品格を保ったまま作品を締めくくる。
抒情・祈り・祝祭の三つの性格が対比されながら描かれ、ベネットの豊かな作曲技法と吹奏楽の色彩美を堪能できる作品となっている。
日本のわらべうた「かぞえうた」を主題に、親しみやすいポップス・スタイルで華やかに展開される変奏曲である。素朴でどこか懐かしい旋律が、さまざまなリズムやアレンジによって次々と姿を変えていく。
軽快なビート、ジャズ風のハーモニー、リズミカルなアンサンブルなど、場面ごとに雰囲気が変わりながらも、常に“かぞえうた”の面影が感じられるのが魅力である。ソロや掛け合いも多く、各パートの個性が光っている。
親しみやすさと遊び心、そして吹奏楽ならではの華やかなサウンドが融合した一曲である。
1978年に大ヒットしたディスコ・ナンバー「コパカバーナ」。情熱的なラテンのリズムと華やかなメロディーが印象的であるこの曲は、岩井直溥によって吹奏楽用にアレンジされた。
軽快なパーカッションに導かれて始まるイントロ、ブラスのきらびやかな響き、そして思わず体が動き出すグルーヴ感。原曲の持つエネルギーはそのままに、吹奏楽ならではの厚みと迫力が加わり、よりダイナミックなサウンドが広がっていく。
会場を華やかなムードで包み込み、ステージを盛り上げる一曲だ。
ジャズ・ピアニスト、チック・コリアが1972年に発表した名曲「Spain」。情熱的なラテンのリズムとスリリングな展開で、今なお世界中で愛され続けるジャズのスタンダードである。
静かで幻想的な序奏に続き、疾走感あふれるテーマが登場。躍動するリズム、鮮やかなブラスのフレーズ、そしてスリリングな掛け合いが次々と展開されます。ジャズ特有のグルーヴと即興的な高揚感が大きな魅力だ。
金山徹による吹奏楽アレンジでは、原曲の持つエネルギーと洗練されたハーモニーを活かしながら、厚みのあるサウンドとダイナミックな構成へと昇華。各セクションの見せ場も多く、ステージを一気に熱くする一曲である。
タイトルはイタリア語で「ジェラートとコーヒー」。甘く冷たいジェラートと、ほろ苦いエスプレッソ――そんな対照的な味わいを音楽で描いた、軽快でおしゃれなポップス作品である。
軽やかなリズムに乗せて始まる爽やかな旋律は、まるで夏のカフェテラス。途中にはジャズの要素やスウィング感あふれる場面も現れ、甘さとほろ苦さが交互に広がっていく。ソロやセクションの掛け合いも多く、各パートの個性が光るのも魅力である。
親しみやすく、思わず身体が揺れるような楽しさに満ちた一曲。どうぞ音楽で味わう“イタリアの午後”をお楽しみいただきたい。