満席となり、ご入場いただけなかったお客様は大変申し訳ございません。音だけですが、YouTubeにアップさせていただきました!
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2025年4月27日(日)開場13:30 開演14:00入場料無料、全席自由 場所:右京ふれあい文化会館 嵯峨野線「花園駅」下車(南へ徒歩約5分) 指揮若林 義人・細川 大輔 |
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曲名を直訳すると、「ハードロック通りを走り去る」。アメリカ人作曲家のD.ホルシンガー(1945年〜)が、テキサス州にある都市のかつてのメインストリートを想い作曲した。
本作のサブタイトルは〈3つの短いスキャット、ジャズ風の舞曲〉と付されており、各部分で異なるジャズスタイルが取り込まれている。第1部は不気味なリズムと即興風なメロディーが何度も繰り返され、さながらビッグバンドスタイルというところか。第2部は打って変わり、ゆったりと1950年代のジャズを彷彿とさせる淡い雰囲気を醸し出す。そして第3部は再び速いテンポに戻り、マンボに似たリズムも聴こえてくる。各場面ごとのグルーブ・ドライブ感をお楽しみいただきたい。
ハードロック通りの近くには高速道路や主要道路が通っており、現在は地元民の近道として使われているらしい。きっと、危険なドライブをしているのだろう…。
アメリカ人作曲家のR.ジェイガー(1939年〜)による初めての交響曲であるこの曲は1963年に作曲され、翌年には世界で最も権威のある吹奏楽の作曲賞として知られているオストウォルド賞に輝いた。
往年の吹奏楽ファンは『吹奏楽のための交響曲』の方が伝わるだろうか。1976年に『交響曲第2番「三法印」』を作曲したことから、自然と『交響曲第1番』と呼ばれるようになった。
本来は4楽章形式で演奏する本作であるが、今回は4楽章のみ抜粋して演奏する。
イギリスの作曲家N.ヘス(1953年〜)が、アメリカの東海岸を訪れた時の印象を基に描写した3楽章形式の組曲。
Ⅰ. Shelter Islandは夏季に大変賑わうリゾート地で、今回は冬の週末の情景を描いている。木管の連符は冷たい海風を想像するが、メロディーは暖かさを感じてしまう。
II. The Catskillsはニューヨークの北部に鎮座する山地を雄大な音楽で表現する。
Ⅲ.New Yorkは楽章名の通り、ニューヨーク中心部の華やかさ、喧騒や活気等を表現している。余談だが、アメリカ人作曲家G.ガーシュウィン(1898年〜1937年)は、フランス紀行文としてシンフォニック・ジャズの名曲『パリのアメリカ人』を作曲している。その中でタクシーフォン(タクシーのクラクション)が使用されており、本作はそれに対比するかのようにパトカーのサイレンが登場する。
本作は上記名曲にあやかり、アメリカ紀行文「ニューヨークのイギリス人」と考えても差し支えないだろうか。
1947年にジャズ作曲家でクラリネット及びサックス奏者でもあるJ.ジェフリー(1921年〜2008年)によって作曲され、ウディ・ハーマン楽団(第2期)の代表曲となったナンバーである。
転調を繰り返しながら4人のサックスセクションそれぞれにソロパートがあり、テナーサックスがリードを務める。
本作はジャズの歴史において重要な楽曲の1つであり、その後のミュージシャンに多くの影響を与えたと言われている。また、歌詞が付いたり、近年では東京ディズニーシーのショープログラムに採用されたこともあることから、皆様もどこかで聞いたことがあるのではないだろうか。
今回は、4人のサックス兄妹が吹奏楽を伴奏に演奏する。
昨年度の春のコンサートで『伝説の「演歌」メドレー』を演奏した。今回は、その姉妹作品である《Vol.2》を演奏する。
1978年〜1989年のヒット演歌より『天城越え』(石川さゆり)、『北酒場』(細川たかし)、『与作』(北島三郎)、『川の流れのように』(美空ひばり)の4曲がメドレーで構成されている。
『川の流れのように』は、会場全体で歌えますように。
1970年代を中心に活躍した兄妹デュオ、カーペンターズ。ロック音楽の全盛期に独自の音楽スタイルを貫き、数々の記録を塗り替え、大成功を収めた。
『青春の輝き』は1976年に発表され、生前の妹カレンが一番好きな歌とされている。日本では、1995年テレビドラマ「未成年」に主題歌として『トップ・オブ・ザ・ワールド』と共に用いられ、好評を博した。
原題は“I Know I Need To Be In Love”。興味のある方は、ぜひ日本語訳の歌詞を調べてほしい。心に染みる美しいメロディーを、アルトサックスソロでお届けする。
駒澤大学吹奏楽部の全日本吹奏楽コンクール特別演奏用に、岩井直溥氏(1923年〜2014年)がM.ラヴェル(1875年〜1937年)の名曲『ボレロ』をサンバ調のポップスにアレンジした。
お馴染みのフレーズや楽器が移り変わる様子は原曲そのままであるが、いつのまにかサンバ全開でテンションは最高潮へ。まさに「岩井マジック」を楽しめる一曲である。